AS9100
(JISQ9100)

AS9100(JISQ9100)とは、米・英・独・日など8カ国のワーキンググループによって開発された航空宇宙産業のサプライチェーンにおける製品品質を確保するためのマネジメントシステム規格の事です。今後、航空宇宙産業は受注が見込まれる中に合って、この規格は、航空機産業へ参入するためには必須の入場券となっています。

この規格はISO9100をベースに、「形態管理」など航空宇宙分野固有の要求事項が追加されています。ISO9100の要求事項に13の要求事項が追加されています。

ボーイング社、ゼネラル・エレクトリック社の航空エンジン部門、ロールス・ロイス・アリソン社、及びプラット・アンド・ホイットニー社では、AS9100(JISQ9100)への登録をサプライヤーに要求しており、今後その要求が強まる事が予想されます。航空宇宙産業向けに部品やサービスを供給する企業様にとって、AS9100(JISQ9100)の認証取得は急務になってくるものと思われます。また、AS9100(JISQ9100)を取得後、Nadcap認証取得をされる企業様も増えています。

ISO 9001:2015に追加された航空宇宙業界特有の要求事項

  • キー特性についての要求事項
  • 形態管理についての要求事項
  • 初回製品検査についての要求事項
  • 承認事項の変更に対する監督官庁への報告、連絡についての 要求事項
  • 設計・開発の検証及び妥当性確認の文書化及び試験項目についての要求事項
  • 製造に関する文書化・変更管理・設備、工具及びNCプログラム管理についての要求事項
  • 製造に関する組織の施設外で一時的に行う作業の管理についての 要求事項
  • 付帯サービスの管理についての要求事項
  • 検査文書についての要求事項
  • 製品安全、模造品の防止に関する要求事項
  • 設備、治工具及びソストウェアプログラムの管理に関する要求事項
  • 特殊工程の妥当性確認及び管理に関する要求事項
  • 製造工程の検証に関する要求事項

今後の航空・宇宙産業の動向について

航空・宇宙産業に於いては、今後20年後までに倍増が予想されています。

拡大する航空宇宙市場

今後20年後の成長予測(出典:ボーイング社)

  • 4.8兆ドル相当の35,280機の新しい航空機(内入替え:14,350機)

ビジネスジェット機の伸長は継続的(出典:ボンバルディア)

  • I航空機の数は20年後に31,000機に倍増する見込み
  • 今後10年間で10,000機の新しい航空機、2022年から2032年の関に 14000機の新しい航空機が増産

JALが三菱航空機に小型機「MRJ」を32機発注(3兆円以上)

  • MRJの受注数は現在407機と今後に期待が広がる見込み
  • 小型ジェット機の新規需要は今後、20年で5,000機が見込まれる

このような中でボーイング社及びエアバス社は直接取引の全サプライヤにAS9100(JISQ9100)規格の適合(第3者認証取得)を要求しています。

また、ロールス・ロイス社は全サプライヤにAS9100(JISQ9100)規格への適合 (第3者認証取得)を要求しています。

防衛省も調達品の品質保証としてAS9100(JISQ9100)を採用

NASAも調達品の品質保証にAS9100(JISQ9100)を採用

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は調達品の品質保証要求の一つとして JISQ9100の採用を決定

三菱航空機もJISQ9100認証取得を要求

今後、AS9100(JISQ9100)は必須条件になる事でしょう!

当社コンサルティングの概要

※ 是非とも、ご検討をお願い申し上げます。

AS9100(JISQ9100)
を取得することのメリット

  • 航空宇宙産業におけるベスト・プラクティスを提供できる
  • グローバル市場への参入のチャンスが得られる
  • 「質の高い製品やサービスの提供」という方針を顧客に示せる
  • オペレーティングコストを削減でき、収益性と適時性が向上する
  • 世界の航空宇宙メーカとの取引の容易化
  • 「OASIS」のデータベースに登録され、受注の拡大が見込まれる。
    (OASIS:AS9100,JISQ9100,EN9100の認証企業を登録した、世界統一のデータベースの事)
  • 品質を作り込むプロセスの効果的な改善の機会となる。
  • AS9100は Nedcap(連邦航空宇宙防衛契約認定プログラム)
    の認証取得の取得条件となっています。


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